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クレーン製造大手のタダノは9日、米国販売子会社「タダノ・アメリカ」(テキサス州)の
元副社長の男性(51)が、法務費用を水増しするなどして最大900万ドル
(約7億2000万円)着服していた疑いがあると発表した。
この男性は現在、行方不明だという。
男性は2009年に現地で採用された米国人で、法務担当の責任者だった。
10年11月から12年4月にかけ、実在する訴訟に関連する請求を水増ししたり、
架空の事件を捏造(ねつぞう)したりして法務費用を着服した疑い。
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