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痛風治療薬に国内の製薬会社が力を入れ始めた。原因となる尿酸ができるのを
防ぐ薬は長く新薬が出ていなかったが、帝人ファーマが約40年ぶりに新開発。
国内最大手の武田薬品工業と手を結び、年1千億円を売り上げる大型薬に育てようとしている。
武田は米企業も買収し、痛風分野を事業の柱の一つにする考えだ。
■国内患者96万人
痛風患者は、国内で約96万人(2010年)にのぼる。25年前の4倍だ。
予備軍である高尿酸血症の患者は1600万人いて、30歳以上では約3割が
患っているという推計もある。患者は世界的に増える傾向にあり、痛風治療薬は成長市場といえる。
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