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日米両政府が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備を予定している垂直離着陸輸送機MV22
オスプレイについて、米軍岩国基地(岩国市)に先行して搬入し、安全確認する方針を固めたことが8日、
分かった。
普天間配備に反対している沖縄県側に配慮し、安全性をアピールする狙い。複数の政府関係者が明らかにした。
神風英男防衛政務官が11日に岩国市を訪れ、福田良彦ふくだ・よしひこ市長に受け入れを要請する方向で
調整している。福田氏は容認するとみられる。
関係者によると、7月20日ごろ、米海兵隊がオスプレイを分解した状態で岩国に搬入し、組み立て作業を実施。
10日間から2週間程度の日程で試験飛行などを行い、安全性を確認、8月初旬にも普天間に移して正式配備
する段取り。当初の予定では7月に普天間に配備する予定だったが、ずれ込むことになった。
両政府は3月、普天間配備に反対する沖縄県に配慮し、オスプレイを岩国など本州に先行駐機させる案を
いったん検討したが、受け入れ態勢が整わず断念した。
だが、野田佳彦首相は沖縄の理解を得るため、普天間配備前に岩国などで安全確認ができないか再度検討
するよう外務、防衛両省に指示。岩国市などと水面下で協議を進めていた。
米側は老朽化が進む普天間のCH46中型輸送ヘリコプターの後継機として、オスプレイを配備する計画だ。
ソース
中国新聞 URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)