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東京都の石原慎太郎東京都知事は8日の記者会見で、新党構想に関連、次期衆院選での対応について
「地方自治体の首長をしながら衆院選をやるわけにはいかないだろう。(知事のままだと)仲間の応援
しかできない。自分が陣頭指揮をして突っ込んでいかないと迫力も何もない」と述べ、党首に専念する
ため知事を辞任する考えを示唆した。自らの衆院選出馬には触れなかったが、新党結成後は国政に専念
する姿勢を示したといえる。
ただ、「尖閣問題を早くらちを付けないといけない」とも述べ、沖縄・尖閣諸島購入計画を知事として
実現させたい考えも強調した。
結党時期や橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会との連携については「具体的に発表するときはタイミング
をみてする」などと言及を避けた。
石原氏はこの後、たちあがれ日本のパーティーで挨拶し「次期衆院選で新しい波を起こし、
政治にたまったあかを全部洗い流そう。最後のご奉公として命をはってやる」と強調した。
石原氏は会見で尖閣諸島購入計画について、5島のうち「4島の購入を考えている」と発言。これまで
購入方針を示していた魚釣島、北小島、南小島の3島に加え、3島の地権者の親族が所有する久場島に
ついても購入を交渉する考えを表明した。3島の地権者の男性と11日に面会することも明らかにした。
▽産経ニュース
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