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・世界スマートフォン市場(出荷台数ベース)では、米Microsoftがシェアを拡大し、
2016年には米AppleのiPhoneを抜いて2位になる―。米調査会社IDCは6月6日
(現地時間)、このような予測を発表した。
AppleのiPhoneは向こう5年間で新興国市場を含む広範な市場に浸透し、買い換え
需要に依存するようになるとIDCはみている。
一方、現在Windows Mobileからの移行期間にあるWindows Phoneは、立ち上がりこそ
遅かったものの、今後成長するという。その理由としてIDCは、Windows Phoneの
中心的OEMであるフィンランドのNokiaが新興国市場に強いことを挙げた。
米GoogleのAndroidは2016年まで首位を保つが、今年(2012年)をピークに緩やかに
シェアを落としていくという。Androidのシェアおよび成長は、引き続き韓国Samsung
Electronicsの売り上げに左右されるとIDCはみている。
Appleはシェアを落とすものの、出荷台数は2016年まで増加し続ける。スマートフォン
市場全体の2016年までの複合年間成長率は12.7%で、市場全体が拡大するのだ。
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