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★初産は30歳超、初婚年齢も上昇…晩婚晩産進む
・厚生労働省は5日、2011年の人口動態統計(概数)を発表した。
それによると、第1子出産時の母親の平均年齢は30・1歳と、初めて30歳を超えた。
1975年は25・7歳だったが、30年後の05年には29・1歳に上昇。10年は29・9歳だった。
また、平均初婚年齢も男性が30・7歳、女性が29・0歳で、ともに前年を0・2歳上回り、
過去最高を記録した。
11年に生まれた子どもの人数である出生数は、前年比2万606人減の105万698人で、
統計を始めた1947年以降で最も少なかった。出生数を大きく左右する34歳以下の母親の
出産が減少傾向にあるためだ。ただ、35歳以上の出産は増加傾向にある。
1人の女性が生涯に産む子どもの人数に近い推計値「合計特殊出生率」は1・39で、前年と
同じだった。出生数が減る中、出生率が横ばいだったのは、女性の人数も減っているためだ。
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