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■殺人未遂容疑 24歳男再逮捕
■校長が警戒「断念」
帯広市で通行人2人が金づちで相次いで殴られてけがをした事件で、帯広署は5日、音更町駒場北1条通4丁目、
パート従業員阿部真哉容疑者(24)を殺人未遂容疑で再逮捕し、発表した。事件翌日の1日、牛刀やなたを購入して
自宅近くの出身小学校を訪れていた。道警によると、殴打事件と同じく「誰でもいいから殺すつもりだった」と供述したが、
不審に思った校長が児童に近づけないようにしたため、「ここでは無理だ」と断念。一連の行為の目的について
「自分を高めたかった」と話しているという。
同署などによると、阿部容疑者は5月31日午後11時前、同市西1条南10丁目の路上で、飲食店従業員の男性(32)に
背後から金づちで殴りかかり、頭に軽傷を負わせた疑いがある。同日夜、阿部容疑者は仕事を無断欠勤し、
自宅から複数の金づちを持ち出し親族の車で現場に向かったとされる。金づちは事件後に捨てたと話し、
供述通り町内で1本が発見された。
男性が襲われた数分後にも、近くで飲食店従業員の女性(23)が同様の被害に遭って頭の骨を折られており、
同署は阿部容疑者が関わったとみて調べている。
一方、阿部容疑者が卒業した町立小学校の校長によると、1日午後0時半ごろ、「母校を見たい」と訪ねてきた。
黒っぽい服と目深にかぶった帽子姿で、牛刀やなたが入っているとみられるショルダーバッグを持ち、
卒業アルバムに写っている自分を指さして「ここにいます」と話した。
在校生は100人余り。校長は約10分間、阿部容疑者に付き添って校舎の1、2階を案内した。給食が終わる時間帯で
児童の多くが教室にいたため、教諭3人を廊下などに配置して児童に近づけないようにしたところ、同0時55分ごろ、
自転車で去った。バッグは見学中も手で抱えていた。
この約10分後、阿部容疑者は学校近くの路上で、牛刀や果物ナイフ、なたをバッグに入れて持ち歩いていたとして、
銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された。
校長は「バッグの中身は尋ねなかったが、行動には常に気をつけ、児童に近づかないようにした。子どもたちに被害がなくて
良かった」と話した。
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