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・「ダイエット薬が原因で人生破滅しました」と嘆くのは国立大3年生の島田恋菜さん(仮名)。
標準体重+7kgの「ちょいポチャ」だった恋菜さんは、ネットの噂を見てタイ製のダイエット薬を
個人輸入した。当初は軽度肥満用を使っていたが、「あまり痩せなかったため」重度肥満用に
切り替えたところ、2週間足らずで標準体重を切ったという。しかし喜びもつかの間。
飲み続けるうちに、周囲から「怒りっぽく、致命的に空気が読めなくなった」「喋る内容と言葉が
繋がらなくてどもる、人の話を聞かなくなった」など、数々の異常行動を指摘されるようになった。
自身にはまったく自覚がなかったため、そうした指摘にことごとく逆ギレし、金銭トラブルまで
多発させ、気づくと友達も恋人も離れていったという。
その後、精神科を受診すると薬物依存が判明。現在は自主的に入院し治療中だが
「留年確定だし、味方もいなくなった」と、うつ病も併発した。
このように、タイ製ダイエット薬を服用して覚醒剤中毒に酷似した症状に苦しむ人が増えている。
6月から施行された新薬事法で脱法ドラッグが一斉規制される裏で、もう一つの恐ろしい事例が
野放しになっているのだ。
問題となっている「タイ製ダイエット薬」とは何なのか? そして、なぜこのような症状を
引き起こすのか?
週刊SPA!6/5発売号「被害急増! [覚醒剤入りダイエット薬]の恐怖」では、より詳細を報じている。
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