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「ハッピバースディ ディア イチロー ハッピバースディ トゥ ユー」
5月24日昼、衆院議員会館の会議室に女性議員の歌声が響いた。
古希(70歳)を迎えた民主党の小沢一郎元代表は、満面の笑みでケーキのろうそくの火を吹き消した。
約100人の議員から拍手がわき起こった。
集まっていたのは民主党最大の「小沢グループ」を中心に、昨年暮れに結成された勉強会
「新しい政策研究会」(新政研)の議員たちだ。
「新政研には、衆参95人の民主党議員に加え、小沢氏の元秘書で新党大地・真民主の石川知裕衆院議員、
新党きづなの議員など、計106人が結集している。
超党派勉強会としているが、実体は、民主党主流派の野田佳彦首相や前原誠司政調会長らに対抗する集団だ」(民主党中堅)
それだけではない。
「当面は消費税増税法案の成立を阻止し、野田首相を引きずり下ろす。秋の民主党代表選で、自分たちに近い新代表を誕生させる。
万が一、うまくいかなければ、離党→新党結成も辞さない」(新政研メンバー)
小沢氏は先の誕生会でも「(近いうち)互いに力を併せて行動しなくてはならないことが起きるであろう」と意味深長に語っている。
6月3日に行われた野田-小沢会談は事実上決裂し、野田首相は「小沢切り」を前提とした、自民党との連携に走り出した。
こうなると、増税法案採決時の小沢グループの行動が注目される。政府提案の法案に与党議員が造反すれば、除名は不可避だ。
官邸周辺は「新政研に名前を連ねていても様子見の議員は多い。
100人のうち、約半分は選挙基盤の弱い1年生議員。現実の法案採決となれば、相当落ちこぼれるはず。
そうなれば小沢グループは解体だ」と語る。
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