12/06/05 03:18:02.58 uzMtBQJW0
扶養義務と生活保護制度の関係の正しい理解と冷静な議論のために
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(2)扶養照会自体が保護申請上の大きなハードルになっている
現行生活保護実務上,生活保護の申請があると福祉事務所は,直系血族 (親子)と兄弟姉妹に対して,
扶養が可能か否かについての照会文書(扶養照会)を送付する。扶養が可能であるとの回答が返ってくれば,
具体的に幾らの仕送りが可能であるかの協議を行い,実際に仕送りがされた額を収入認定し,その分の
保護費を減額するが,そうでない場合には,当該世帯の最低生活費を支給することになる。
しかし,それでも扶養照会の存在は,保護申請をためらわせる大きなハードルになっている。
疎遠になっている親・兄弟姉妹に,生活保護を利用するほど困窮しているという“恥”を知らせたくないと
いうプライドや意地から,生活保護の利用を拒絶し,過酷なホームレス生活を続けている人なども少なくない。