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★“松下政経塾”と中国の関係…スパイ疑惑で脚光
在日中国大使館の李書記官によるスパイ疑惑が深刻化している。書記官は、中国人民
解放軍総参謀部の情報機関「第2部」の所属ながら、野田佳彦首相も学んだ松下政経塾
の特別塾生や、東京大学付属機関の研究員として、日本の政財界中枢とパイプを築いた
という。「経営の神様」松下幸之助氏が立ち上げた同塾は大丈夫なのか。
「幸之助氏は存命中、『中国は、経済はいいけど政治はダメだ』と言い続けていた。
このため、松下政経塾は以前、中国からの海外インターンを受け入れていなかった」
こう語るのは同塾関係者だ。ところが、1989年に幸之助氏が亡くなると、状況は
しだいに変わったという。
「日本企業が中国市場への進出を拡大し、日本の政財界が中国政府のご機嫌を取るよ
うになった。そのころから、松下政経塾は中国からの海外インターンの受け入れを始め
ている。いまでは20人近くの中国人卒業生を出しているはずだ」
彼らが塾生として日本で学び、「親日派」になるならそれでもいい。しかし、関係者
は「塾に、そんな機能や力量はない」といい、続ける。
「海外インターンは『松下政経塾』という看板を使って日本国内を自由に動き、色々
な人と会うことができる。官庁も企業も『松下-』という名前だけで信用してくれる。
いわば彼らは自由な通行手形を得ているようなもの。それを利用すればどうなるか。今
回の疑惑は一例ではないか」
(続く)
■ソース(夕刊フジ)(安積明子)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
変貌した松下政経塾
URLリンク(www.zakzak.co.jp)