12/06/01 10:23:36.73 0
消費税引き上げを巡り、野田首相と小沢一郎・民主党元代表の会談が30日午前、行われることになった。
このトップ会談を前にキャンキャン、吠えまくっているのが自民党だ。谷垣禎一総裁は27日、「野田佳彦首相が、
民主党の分裂辞さずとの覚悟を持って小沢一郎・民主党元代表との会談を仕切るか。それによって私たちの態度は大きく異なる」と牽制した。
増税反対の小沢を「切って来い」「だったら、協力してやる」というものだ。似たような発言は石原幹事長もしていて、
「野田佳彦首相が小沢一郎・元代表を切り、解散時期を約束し、輿石東幹事長が民主党内をまとめると約束すれば、
自民党が(増税法案に)賛成して成立の目が出てくる」なんて、エラソーに言っていた。
この言い草には驚くよりも呆れてしまう。政治にはさまざまな考え方がある。自民党だって、右から左まで多種多彩だ。
だから、政策論争をするのに、他党の庭に手を突っ込み、「アイツを切れ」とは恐れ入る。しかも、吠えている自民党は
3年前の総選挙で国民から「ノー」を突きつけられ、下野した負け犬なのである。「勘違いもいい加減にしろよ」と言いたくなる。
「自民党は民主党に小沢グループを切らせて、その後、大連立する思惑があるのでしょう。そうすれば、自分たちも生き残れるし、
権力を再び、手中に収められる。小沢グループを悪者にして、決められない政治の元凶にする。
あとは大連立でコトを進める。そういう計算なのでしょうが、1955年の保守合同の時ですら、『アイツを切れ』なんて条件は出さなかった。
この言い分には驚きました。消費税引き上げは全国民が関わることです。広く国民的議論が必要で、小沢氏の処遇なんて関係ない。
自民党の言い分には理屈もへったくれもないのです。そうやって小沢氏を切った後にどういう政治をやるのか。
親米、親財務省で突っ走るのでしょう。とんでもない話です」(政治評論家・森田実氏)
URLリンク(news.infoseek.co.jp)
>2以降へ続く