12/06/01 07:35:03.91 0
コラムニストの北原みのり氏は、フランスの新政権の閣僚34人のうち、半分が女性であることを知り、
「なぜ日本は男女のバランスが悪いのか?」と思ったという。北原氏の考えはこうだ。
性別に関係なく能力のある者が役職に就くべきだ・とは正論だけど、能力のある女が上に行けてない現実がこの国にはある。
能力より、男だから、という理由で高い地位に就いている人、いませんか? この人が女だったら、この顔で、
このくらいの頭で、このくらいの人望じゃ、このポジションにいないね、と、ついつい意地悪く考えてしまう男性上司、いませんか?
女はどこまで男とパワーを分け合うべきだろう。
先日、辻元清美さんの新書『いま、「政治の質」を変える』(岩波書店)の出版パーティに行った。
辻井喬さん、鳩山由紀夫元首相をはじめ、野田聖子さんや加藤紘一さんもいた。
超党派で人脈を築いてきた辻元さんならではの集いだった。
野田聖子さんの言葉が印象に残った。「修羅場くぐったカワイイ女性たちが、頑張ろうね!」
パーティーの翌日、野田聖子さんの夫が不倫をしているという記事が週刊誌に掲載された。女にはいくつもの修羅場があるのだと思った。
野田さんは男運が悪いのか。見る目がないのか。妻になっても母になっても、夫の不倫で叩かれるなんて、女はいったいどうすりゃいいのでしょう。
女性政治家の叩かれ方を見ていると、エラクなりたくねーな、と思う。この国は、どういうわけか上に行けば行くほど
魑魅魍魎な世界になっていくみたい。上に行けない女の事情に加え、上に行きたくない女の理性が、女のパワーを削いでいる。
上空は、風通しが良いはずなのにね。なぜだろう。フランスの風通しの良さが、羨ましい。
URLリンク(www.wa-dan.com)