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・2012年5月27日、米紙シカゴ・トリビューン(電子版)は「中国とは衝突する運命なのか?」と
題した記事で、中国人にとって米国は「2番目の敵」に過ぎず、1番の敵は日本だと説いた。
29日付で環球時報が伝えた。以下はその要約。
ソ連はすでに存在せず、アル・カーイダは有力な指導者を失い、イランも永遠に核兵器を
持てないかもしれない。だが、安心するなかれ。世界平和を脅かす要素を探してみると、
やはり「中国」の存在は無視できない。
歴史上、台頭中の国は自己の利益を確保したいがために他国との流血・衝突を招くケースが多い。
だが、筆者は実際に訪中してみてこう感じた。緊張と見解の相違は避けられないが、必ずしも
それが軍事衝突や全面戦争につながるとは限らない。
喜ばしい事実が1つある。中国人は生まれつき米国に敵意を抱いているわけではないらしい。
中国の市場調査大手・零点研究諮詢集団(Horizon)の袁岳(ユエン・ユエ)会長によると、
中国人は政治を除き、米国に対してかなりプラスのイメージを持っている。米国系の企業で
働きたいと思っているし、米国の映画や音楽も大好きだ。
米国に学ぼうと、今も13万人が米国で留学生活を送っている。中国人にとって米国は
「2番目の敵」に過ぎないのだ。1番の敵は、日本である。
中国が本当に危険な国なのかどうか、それは過去の行動から判断すべきだ。マサチューセッツ
工科大学の中国問題専門家テイラー・フラベル(Taylor Fravel)准教授は「1949年以降、中国が
解決した領土問題の大半は中国側が大きく譲歩している。過去10年、武力行使で領有権を
主張したり、国力の向上を良いことに新たに主張したりしたことはない」と指摘する。
中国は国連平和維持活動への参加や世界貿易機関(WTO)への加盟など、問題の平和的
解決に積極的だ。急激な変革は求めていないし、過激な手段を用いたこともない。もちろん、
過去の結果は未来の行動を保証するものではないが、今は平和な状態が保たれている。
そして、それは今後も続いていくとみてよいだろう。
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