12/05/27 09:52:23.78 zy4r6XbsO
>>289
★社会保障や行政サービスの前提が、世界の常識「個人単位」ではなく、自民党主義「先ずは家族で・自助第一」の「家庭を通す世帯単位」であるために、
未救済の一番の弱者、それは子供達。
日本の未来が大事と言いながら、子供を犠牲にする自民党政治・新自由主義。
■《居所不明児童》は、政策の貧しさ・自助第一主義が生んだ
「自助」=「家庭を通す世帯単位」前提での社会保障が行き詰まった結果。それでは解決できない。
『「家庭を通す世帯単位」ではなく、「個人単位」で、社会が子供を把握しなければならない』。
学校などほとんどの行政サービスは、住民票を基に行なわれる。
だから、DVなどで母子が住民票の無い地域に移ると、子供は行政サービスを受けられない被害を被る。住民票を移動させれば、夫に転出先がバレる。
『「家族の一員として」ではなく、「個人として」、子供が行政サービスを受けられるような社会にするべき』。
そうすれば、子供を隠すことは減るだろう。『子供のケアが出来れば、世帯全体を支えることが出来、親の状態も良くなる』。
そのためには、「子育ては家庭で」「先ずは家族で」という「自助第一」主義を捨て去り、
「子供は社会で育てる」主義を根付かせ、それに基づいて政策が行なわれなければならない。
■子供には二重の枷(かせ)がある。「社会の枷」と「大人の枷」。
子供の問題を家庭に押し付けることは、問題の解決を困難にさせる。なぜなら…
▽現在の家庭自体の困窮に目をふさぐ ▽子供の問題の社会的な背景に目をふさぐ
しかも、大人には、その状況から抜け出す可能性はあるが、子供は自分の力ではどうしようもない。
「子育ては、社会ではなく、親の責任。そこにタッチしない代わり、何か問題が起きたら全部親の責任」とやってきた、「自助」が行き詰まった結果。