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新潟県南魚沼市のトンネル建設現場で起きた爆発事故で、同市の現地対策本部は27日午前、トンネル内に取り残さ
れていたとみられる作業員4人の死亡を確認したと発表した。
同本部によると、4人はトンネル入り口から1.3キロ奥で同日午前0時17分に発見され、同日朝に同市内の病
院に運ばれた。
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爆発は24日午前10時半ごろに発生。トンネル内は可燃性ガスの濃度が高かったため、救助活動は難航していた。
この爆発では、4人のほかにトンネル入り口付近で作業をしていた3人が重軽傷を負った。事故発生後、同消防本部
では県内の消防隊の応援を受け、24時間態勢で捜索を進めてきた。
トンネル内部には爆発による一酸化炭素や可燃性ガスが充満。消防隊では、トンネルの出入り口付近に2本の送風
管を設置し、ガスの除去を進めてきた。
南魚沼市や県警によると、トンネル内に取り残されていたのは次の方々。
小林大輔さん(37)=千葉県市川市、佐藤工業(東京都)▽越井幸吉さん(57)=富山市、東部電気工業(富
山市)▽大谷雅之さん(39)=川崎市、流機エンジニアリング(東京都)▽土田雄史(とだ・たかふみ)さん(40)
=横浜市、同
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国土交通省の北陸地方整備局は26日夜、工事を受注した佐藤工業北陸支店(富山市)が2009年に提出した施
工計画書に、可燃性ガスによる爆発を防止することが盛られていたことを明らかにした。同整備局は事故発生当初、
「ガスが出るとの認識がなかった」と説明していたが、25日に「担当者に確認したが、施工業者にガスの危険は伝
えていた」と改めていた。
ソース
朝日新聞 URLリンク(www.asahi.com)