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２４日午後、秋田県湯沢市で警察官を沢に突き落として軽傷を負わせた男が、横手市まで約１００キロ・メートルに
わたって車で逃走。
男は一般道路を時速１００キロ・メートル近いスピードで逃げ回り、県警がパトカーなど約４０台を出動させて
追跡した末、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、逮捕されたのは、いずれも自称の住所不定、無職前津龍之介容疑者（３３）。
湯沢市皆瀬の山中に不審車があると住民から通報を受け、湯沢署の男性巡査長（２７）が午後４時５５分頃、
１人で車に乗っていた前津容疑者に職務質問しようとしたところ、突き飛ばされて沢に落ち、頭に軽傷を負った。
前津容疑者は車で逃げ、県警は全県に緊急配備を敷いた。湯沢、横手両署、県警機動捜査隊、高速隊が
約１時間２０分にわたり、国道や市道で信号無視を繰り返して逃げる車を追った。午後６時２０分頃、横手市駅南の
国道交差点で、赤信号で止まった車をパトカー４台で囲んだ。前津容疑者は車をパトカーにぶつけて抵抗したが、
横手署員が取り押さえた。
追跡でパトカーなど４台が壊れたが、他の車両などの被害は確認されていない。車は「大分」ナンバーで、
同署は逃走の動機を追及し、道交法違反容疑でも調べている。
ソース
読売新聞 URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)