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売れっ子お笑いコンビ、次長課長の河本準一(37)の母親が受給していたことで、生活保護制度の
いびつな現状が明らかになっている。だが、制度につけ込むのは日本人だけではない。在日外国人による
不正受給も急増しているのだ。実は定職を持ちながら、生活保護のほか別の福祉手当との二重、三重取り
をして“年収”600万円という世帯もある。関東のある都市には、不正行為に手を染める外国人が
集まる団地も存在。日本の福祉制度がしゃぶり尽くされている。
「何でもらえるものをもらわないのか理解できない。日本人はどれだけ間抜けなのか」
男性A(26)は笑いながらこう語る。
両親ともに東南アジア出身の在日外国人2世で、妻と子の3人暮らし。製造会社の正社員として
働いている。愛車は、新車価格約300万円の国産車。何不自由ない生活を送りながら、その懐には
国から毎月決まった額の“お小遣い”が入ってくる。
「妻が去年から生活保護を受けているんだよ。児童手当やほかの福祉手当を合わせて月20万円が
丸々入ってくる。僕の給料と合わせると(月の世帯収入は)50万円ぐらい。年収にすると600万円
以上になるね」
本来、生活保護は「生活に必要な収入を得るだけの労働が不可能」な人のみが得られる福祉制度だ。
家族を養えるだけの定職を持つAは、この条件に当てはまらず、紛れもない不正受給になる。
なぜこんなことが可能なのか。
「妻とは離婚してるんだ。といっても、書類上の話。偽装離婚ってやつだよ。役所に妻に『子供を抱えて
生活できない』って訴えさせたら、すぐに(生活保護の)受給が認められたよ」
(続く)
▽ZAKZAK
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