12/05/24 22:44:22.65 0
野田佳彦首相は、消費税増税法案を6月21日までの今国会で成立させることに政治生命を賭けて
いるが、会期末まで1カ月を切ってもその展望は開けていない。それだけでなく、野田政権が今国会に
提出した法案の成立率は、過去最低の25%弱にとどまっている。立法府が、法案を成立させられない
体たらく。野田首相が唱える「決められない政治からの脱却」がむなしく響く。
「野田内閣は戦略なき『グズラ内閣』だ」
自民党の山本一太前参院政審会長は先日の定例会見で、こう憤った。
「グズラ」とは1967年からフジテレビ系で放送されたテレビアニメ「おらぁグズラだど」
(笹川ひろし原作)の主人公のこと。太めでタレ目、何をやってもグズな怪獣が、一般家庭に同居して
ドタバタ劇を繰り広げるギャグアニメで、主題歌は青島幸男が作詞し、谷啓が歌っていた。
山本氏は「今国会の法案成立は20%台。『消費税増税法案を通すには自民党の協力が必要』と
言いながら、問責2閣僚を交代させない。謝らない。輿石東幹事長が(越権行為といえる)衆院解散・
総選挙について発言したのに反論しない。すべてにおいてグズラだ」と理由を語った。
内閣法制局によると、野田政権が今国会に提出した新規法案はこれまで81本。うち成立したのは
たった20本で、成立率は24・6%。通常国会としては、戦後最低だった2010年(鳩山・菅政権)
の54・7%を大きく下回っている。
また、最高裁が「違憲状態」とした衆院小選挙区の1票の格差も、解消される気配はない。
「民主党の樽床伸二幹事長代行ら、選挙に不安を抱える同党幹部が衆院選先送りのためにサボタージュを
しているのでは」(民主党中堅議員)といううがった見方まで浮上。21日の社会保障と税の一体改革
特別委員会では、自民党の石原伸晃幹事長が自民案の丸呑みを迫ったが、野田首相は言質を与えなかった。
(>>2-に続く)
▽たなざらしになっている主な法案
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
▽ZAKZAK
URLリンク(www.zakzak.co.jp)