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衆院社会保障と税の一体改革特別委員会は二十三日、
野田佳彦首相と関係閣僚が出席して集中審議を行った。自民党は生活保護の
給付削減や超党派による社会保障制度改革国民会議の設置など具体的な政策提言を連発し、
首相に譲歩を迫った。首相は提言を歓迎しつつも、政府案の白紙撤回という最後の一線は越えなかった。
自民党の茂木敏充政調会長は質疑の冒頭で「きょうは直球勝負。首相はフルスイングで打ち返してほしい」と切り出した。
宣言通り、自民党が提出予定の社会保障基本法案に盛り込む▽自助・自立を第一とし、
公的負担による安易なばらまきは廃する▽社会保険制度を基本とする-などの基本方針の
賛否を単刀直入に質問。首相は「基本的な考えに違和感はない」と素直に応じた。
自民党が重視する生活保護の見直しでも、首相は給付水準の10%引き下げなど
五項目のうち「四か三・五ぐらいは同じ」と大筋で同意。国民会議の創設も、
首相は「前向きな提言だ。そういう協議はどんどんやりたい」と積極的な姿勢を見せた。
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