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福岡市では酒を飲んだ職員の不祥事が相次ぎ、21日、市長が自宅以外での禁酒を要請しましたが
市から外郭団体に派遣中の職員が、先月、体調不良を理由に仕事を休みながら昼間から受注業者と
酒を飲んでいたことが新たに分かりました。
福岡市では、飲酒運転や傷害事件など、酒を飲んだ職員による不祥事が後を絶たないことを受けて
21日、高島市長が職員に対し、1か月間、自宅以外で酒を飲まないよう禁酒を要請しました。
こうしたなか、福岡市の住宅供給公社によりますと、市から公社に派遣されている58歳の係長が
先月26日、体調不良を理由に仕事を休んだにもかかわらず、午前11時ごろから午後5時ごろまで
福岡市早良区の飲食店で塗装業者の工務部長と酒を飲んでいたことが新たに分かりました。
2人で生ビールの中ジョッキ10杯や焼酎などを注文し、飲食代およそ1万円は係長が支払った
ということです。
この業者は市営住宅の工事を請け負ったことがあり、係長は「業者を慰労するために誘った」と
話しているということです。
公社の係長には工事の発注や業者選定の権限があり、福岡市では、利害関係者との飲食を原則として
禁じた市職員倫理行動基準に触れるおそれがあるとして調べています。
ソース:NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)