12/05/22 17:31:34.46 0
>>1の続き
その規範の中で、参加者は自ら発するコンテンツ内容を競うことになる。
いかに相手に役立つことを言えるのか、相手が興味関心を持っていることについて言えるのかだけに
参加のハードルを絞ることによって、ナレッジベースだけの非常に平等な社会を築き上げた。
でも、裏を返せばそれはかなりハードな事。眺めていたら楽しいかも知れないけれど、入っていこうと思ったら多くの人にはそれは難しいことになる。
つまらないことを一行書いて集団の成員になることは簡単だけれど、2ちゃんねらーとしての相手からの承認を得る、
つまりレスをつけてもらうのは難しい。コンテンツ勝負の形で2ちゃんねらーとしてのアイデンティティの形成に失敗したユーザーは、
その危機に対抗すべくジェンダーや国籍に逃げ場を見つける。ネトウヨ現象などはその一つの現れと考えることもできるだろう。
2ちゃんねるにおける攻撃性は、そうしたシビアな環境が育んだものではないか。
以下略