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★永田町を駆け巡った“野田退陣”情報の怪！その背景を追った
野田佳彦首相が、米国での主要国（Ｇ８）首脳会議から帰国し、衆院特別委員会で
「社会保障と税の一体改革」関連法案の野党質問が始まった２１日、永田町に怪情報が
広まった。「通常国会は延長なし」「民主党代表選は前倒し」というもので、事実なら、
野田首相の退陣を意味する。一部メディアは裏取りに走ったが、背後にどういった
思惑が潜んでいるのか。
夕刊フジが怪情報をキャッチしたのは２１日午後。前述した情報だけでなく、一部に
は著名ジャーナリストが記したとされるリポートも「裏付け情報」として出回ったという。
野田首相は今国会での一体改革法案成立に「政治生命を懸ける」と明言している。と
ころが、問責２閣僚の居座りなどで審議日程は厳しく、６月２１日の会期末までの法案
成立は絶望的。このため、今国会の大幅延長は既定路線とみられている。
もし、「通常国会は延長なし」「民主党代表選は前倒し」という情報が事実なら、野
田首相は今国会での法案成立を諦めたことになり、６月の野田首相退陣を意味するが、
官邸周辺は「（退陣は）あり得ない」といい、こう続ける。
「どうやら民主党内から流れたようだ。現在、確認作業をしているが、消費税増税に
反対する小沢一郎元代表を支持する面々が『願望として』語っていたものが、広まった
可能性が１つ。小沢氏に近い、輿石東幹事長の腹案という見方もある」
(続く)
■ソース(夕刊フジ)
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