12/05/22 14:32:33.62 KxrF6qsW0
前すれに出てきた平山洋の見解は、「脱亜論」は福澤の執筆で、
しかも帝国主義ではない、だよ。
「とはいえ、井田進也によれば、日清戦争に先立つ一〇年前の「脱亜論」自体は
やはり福沢のものであると判断してよいようである(『歴史とテクスト』一〇四頁)。
論者としても、先にも述べたように、論の運びの巧みさと語彙の平明さからいっ
て真筆であると考えている。例えば「脱亜論」の中盤は『文明論之概略』第五章
の要約になっているのであるが、そのまとめかたの手際のよさは作者ならでは
といえよう。」
URLリンク(blechmusik.xii.jp)