12/05/21 18:21:38.82 0
★17歳のアリ地獄 低年齢化するミナミの“闇”
・全国有数の歓楽街、大阪・ミナミ。10代の男女が夜ごと繰り出し、キャバクラ、風俗、ホスト
それぞれの立場で客を求める。最近では小学6年生の女児に客引きをさせたガールズバーが
摘発されるなど、夜のミナミの「低年齢化」が目立つ。深みにはまった少年少女は容易には
抜け出せず、ある女子高生は、ホストに貢ぐため借金を重ね、風俗店でのアルバイトで
返済するという“あり地獄”に。華やかなネオンの輝きとは対照的に、足元の闇は濃く、深い。
ある風俗店の従業員控室。高校生のエミ(18)の隣で、女の子が泣きじゃくっていた。
「うちの口座がな、『色恋(いろこい)違う』っていうねん」
口座は送金先。つまり、なじみのホストを指す。その彼から「恋ではなく仕事の付き合い」と
告げられたのが号泣の原因のようだ。エミの風俗店で働いていたのは同じような境遇の子ばかり。
エミもそうだった。
17歳の夏、初めてミナミのホストクラブへ行った。友達は「1回行ってみたら面白かった」という
単純な理由でエミを誘った。
初回料金は5千円以下。横に付いたのが拓也(22)だった。帰り際に店の外まで送ってもらう
「送り指名」の相手に選んだ。すぐに好きになった。
最初に送り指名したホストが、後に口座になることが多いのだという。そんな業界の慣習にも、今は詳しい。
2回目以降は一気に料金が上がる。エミの場合は数万円から、多いときで10万円くらい。酒も飲んだ。
未成年者への酒類提供は風営法違反だが、だれも気にしない。
支払いで現金が足りなければ、ツケを意味する「未収(みしゅう)」扱いになる。店に対してはホストが
未収を肩代わりする形になり、客はホストからの取り立てに追われる。
拓也は言った。「おれをナンバーワンにしてくれ」。エミの未収はかさんだ。高収入のアルバイトとして
あっせんされたのが風俗店勤務だった。初めて会った夏の日から、まだ2カ月しかたっていなかった。
(>>2-10につづく)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)