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また、その内容に関しても、「裁判員の参加態度はおおむね真剣。判決内容も、
職業裁判官とは異なる価値観に裏打ちされた妥当なものが多い」(奈良)と評価する意見が目立った。
「どちらとも言えない」とする回答は13会。福井弁護士会の担当者は「定着というには、
企業における休暇制度の確立などが必要と思うが、まだそこまでいたっていない」とした。
一方、「裁判員制度に改善すべき点があるか」については93・5%にあたる29会が「ある」と回答。
「裁判員に対する配慮から、審理時間が短すぎる」(横浜)、「裁判員の守秘義務を緩和すべきだ」
(札幌)とする意見が目立った。
裁判員が死刑の判断に関わることについては21会が「適当である」としたが、うち18会は
「運用には改善点がある」と回答。性犯罪や少年事件などが含まれる裁判員裁判の
対象事件については、約7割が「見直すべきだ」とした。