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違法な薬物売買に関する書き込みの放置など、インターネット総合掲示板「2ちゃんねる」の運営に
警察当局が厳しい目を向けている。これまでも中傷や暴露などの書き込みが物議を醸してきたが、
運営者側の姿勢は自由さを優先し、書き込みの削除には消極的。
警察幹部は「ネット社会が拡大するなか、運営者側には責任ある対応が求められる」としている。
「グレーなものは削除しないのが基本方針。削除すべき書き込みも大半は放置している」。
2ちゃんねるで「削除人」の肩書を持つ30代の男性は、巨大掲示板の実態をこう明かす。
「いちいち削除していたら掲示板上で波風が立ってしまう」
かつて運営にかかわった関係者によると、2ちゃんねるには運営者側が選んだ百数十人の削除人がおり、
外部から削除依頼が届くと削除すべきかを検討する。
ただ、内部の「削除ガイドライン」に薬物売買や児童ポルノなどの情報の扱いについて明確な記述はなし。
誹謗(ひぼう)中傷などについての基準はあるが、削除に応じるのはまれという。
削除人は権限の強さに応じて「上級」「中級」「下級」に分類され、基本的にはボランティアだが
「上級」などの一部は報酬も受け取っているとされる。
関係者によると、実際に削除したのは元管理人の男性(35)の民事裁判に関わる書き込みなど、
ごくわずかという。
URLリンク(www.nikkei.com)