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国会議員から初めての参考人聴取です。東京電力・福島第一原発の事故に関す
る国会の事故調査委員会で、海江田元経済産業大臣が当時の生々しい状況を証言しました。
「(当時、菅総理が)最初におっしゃったことは『とにかくこれは大変なこと
だ』と。『チェルノブイリのようになる』と、チェルノブイリということを2
回か3回総理の口から出たと記憶している」(海江田万里元経済産業大臣)
去年3月の原発事故発生直後の官邸内の様子をこう証言したのは、当時、経済
産業大臣として事故処理にあたった海江田万里衆院議員です。海江田氏は東京
電力が福島第一原発からの撤退の意向を伝えてきた時のやりとりについて「関
係者全員が撤退する」という意味にとらえたと証言しました。
「(東電・清水社長の電話で)しっかり覚えているのは『第一発電所から第二
発電所に退避』という言葉はあった。『全員が』とは覚えていないが、当然、
頭の中で全員がという認識。そういうことになったら大変なことになる。東日
本が失われることになると」(海江田万里元経済産業大臣)
そして、その直後、東電本店に乗り込んだ菅前総理が会社側を厳しく叱責した
のかどうかについては・・・
「もう少し別の表現があるだろうというふうには思う」(海江田万里元経済産業大臣)
また、海江田氏が原子炉への海水注入命令を出してから菅前総理が実際に指示
を出すまでにおよそ50分かかったことについては、次のように反省の弁を述べました。
「意思の疎通ができないと、情報の共有ができないということは大変大きなマ
イナスであったと。(東電と福島原発と官邸が)伝言ゲームをやっているよう
な状況でありまして」(海江田万里元経済産業大臣)
国会事故調では今後、当時、官房長官だった枝野経済産業大臣と菅前総理を参
考人として呼ぶ方針です。(17日17:55)
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