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★内閣支持23%=民主9%、最低に-時事世論調査
・時事通信社が10~13日実施した5月の世論調査によると、野田内閣の支持率は発足後最低
だった前月から1.6ポイント増加し、23.3%となった。不支持率は同0.7ポイント減の55.0%。
一方、民主党の支持率は同0.5ポイント減の9.0%に落ち込み、2009年の政権交代後、
最低を記録した。小沢一郎元代表の党員資格停止処分解除を控訴前に決定したことなどが
響いたとみられる。
政権への支持が広がらない状況に変わりはなく、野田佳彦首相が政治生命を懸ける消費増税
関連法案の行方や、衆院解散時期をめぐる首相の判断に影響を与えそうだ。
調査は全国の成人男女2000人を対象に、個別面接方式で実施。有効回収率は65.8%。
内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」9.9%、「首相を信頼する」6.8%、
「誰でも同じ」6.7%の順。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」が34.4%と最も多く、
「政策が駄目」24.2%、「リーダーシップがない」22.3%と続いた。
消費増税法案が今国会で成立しなかった場合に首相が取るべき対応を聞いたのに対し、
「衆院解散で国民の信を問う」が49.1%を占めた。「内閣総辞職」は17.1%、「次期国会での
継続審議」は25.8%だった。
◇無党派、最高の7割
自民党の支持率は11.9%(前月比1.5ポイント減)で、過去最低だった3月の11.7%に迫る
低水準となった。その他の政党は、公明党3.4%、みんなの党1.6%、共産党1.4%、社民党
0.2%、国民新党0.2%。「支持政党なし」の無党派層は70.1%で、過去最高となった。
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