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神戸初中のオモニが訴え
神戸朝鮮初中級学校の学父母代表が4月29日、市内で行われた第17回被災地メーデー「99%の
叫び」で、神戸市が実施している保育所保育料多子減免措置を朝鮮学校付属幼稚園にも適用するよう
訴えた。
神戸市は、第1子が日本の幼稚園に通う場合、第2子からの保育所の保育料を減免している。2008年
からすべての幼稚園が対象になったが、第1子が朝鮮幼稚園に通う場合は減免措置が適用されない。
被災地メーデーは、各階層の日本市民らが様々な差別撤廃、人権擁護を求めアピールする場となって
いる。女性同盟兵庫県本部や市内の朝鮮学校のオモニ会などが毎年、民族教育の権利問題などで
アピールを続けてきた。
今回、舞台に上がった神戸朝鮮初中級学校幼稚園の学父母である金貴美さんは、神戸市長に手紙を
送り、市役所を尋ねて担当者に訴えたが、朝鮮学校は「学校教育法」に定められた「各種学校」なので
適用されないと説明されたという。
金さんは、「私は民族教育のおかげで民族の言葉や歴史、自らのルーツを知り、朝鮮人として生きて
いる。そして現在、4世である子どもたちにも民族の心を受け継いでもらいたいと願っている。でも、子どもに
民族の心を与える第一歩である、朝鮮学校幼稚園に通わせるという親としての自然な選択が、幼いわが子に
私が負った差別という重荷までも一緒に背負わせることになるのではないかと不安でならない」と複雑な
心境を吐露し、朝鮮学校に減免措置が適用されるよう協力してほしいと呼びかけた。
このアピールは、「高校無償化」除外、補助金停止などに並ぶ新たな課題として、重要な問題提起となった。
【女性同盟兵庫】
ソース 朝鮮新報 2012年5月16日
URLリンク(chosonsinbo.com)
制度適用を求め集会でアピールする神戸初中の学父母
URLリンク(chosonsinbo.com)