12/05/15 08:51:03.54 vIXGF22pO
>>752
関西電力の火力は、一番コストがかかる石油火力がメイン。他の電力会社は石炭かLNGがメイン。
>>767
■この町が、木のエネルギー利用に踏み出したきっかけ、それはまさにグローバル経済の荒波に翻弄されたから。
ハンガリーとの国境に位置するギュッシング。冷戦時代、東欧の国々への地元の産品を売ることができないことに、人々は不満を抱いていた。
1989年、ベルリンの壁崩壊で、経済のグローバル化が始まったことで問題は解決するはずだった。
ところが、待っていたのは、全く逆の現実だった。
東欧から安い品物が大量に流入。『住民の7割までもが出稼ぎを余儀なくされた』。
木のエネルギーに着目し、町の経済を立て直したのが、1993年に市長に就任したピーター・バタッツ。
『今では、13億円分のエネルギーを自給』。
さらに、安く安定したエネルギーを武器に、ヨーロッパ各地から企業を誘致することにも成功。
木材の乾燥に膨大な熱を必要とするドイツの床材メーカーなど、『50社を誘致』。
財政危機に陥ったギリシャやイタリアなどが市場に翻弄されるのをよそに、町の税収は増え続けている。
◆ピーター・バタッツ市長
「世界経済が一握りの人達に操られているのは、良くないことです。
市場を狂わせる投資家を減らすのは、簡単ではありませが、エネルギーという大切な分野で主導権を握ったのは、大きな一歩です」
■日本は、オーストリアの6倍もの森林面積がある
◆木のエネルギー
▽ドイツ…3% ▽オーストリア…10% ▽日本…0.3%
0.3%が3%になることは意味がある。田舎はエネルギーを全て自給できるようになる。