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■政経塾出身は38人
現在、政経塾出身の国会議員は38人に上る。小渕恵三、森喜朗ら歴代5人の首相を輩出した早大雄弁会
OBは20人。政経塾が政治リーダーの登竜門となったのは間違いない。中国も昨年7月、政経塾での半年間
の研修経験を持つ韓志強を駐日公使に任命し、「政経塾シフト」を敷いた。
とはいえ、塾出身者の評判は「口先ばかりで実行力がない」「プライドが高くエリート意識が強い」
「政策通だが社会を知らない」…と必ずしも芳しくない。
2期生の前杉並区長・山田宏は、松下が目指した方向性は逆だったと語る。
「松下さんは、20代の生意気盛りのわれわれの意見を『そうか。そうか』と聞いていたが、その後で
『政策よりも人間の研究が先だ』といつも言っていた」
山田の在塾当時、町の電器店での販売、工場での実習は必須だった。後に地方議員となった塾生が、
実習先の販売店の社長とケンカして塾に戻ってきた際、松下との間でこんなやりとりがあったのを
覚えている。
松下「10のうち10まで全部、社長が悪いんか」
塾生「僕の方にもいくらかは非があります」
松下「10のうちたとえ1か2でも自分が悪いと思うんやったら相手が4歳の幼児でも土下座して謝れ。
それができんような小さな器量では天下は取れんわ。君、退塾せえ!」
松下は怒るときも真剣勝負だった。その場はこの塾生が「私が間違っていました」と謝罪して収まったが、
「そんなときでも寝ている塾生がいた」(山田)という。
-長文のため、以降はソース先でご確認ください-