12/05/13 19:19:36.42 XouhdXS00
かつて 大英帝国は
全世界に植民地を持ち、 奴隷労働力が大量にあった上、
自国でも労働者階級と金持ち階級に分かれているほど格差が激しく、
使い放題の奴隷労働力がいっぱいありました。
ナチスが宣伝映画でイギリス人の拝金主義や金融・株主優先主義を攻撃したほど
かつてのイギリスは今の世界とそっくりでした。
ところが、イギリスはなぜかその状態で一挙に停滞が進んでいきました。
一方、当時のアメリカでは、
フォードのような人物が出てきて、「事業は金儲けのためにするものではなく、
社会への貢献のためにするものだ。ユダヤ人のように金儲け第一主義は
論外だ」 という論法を展開し
●労働者に破格の賃金を出す。これにより購買力を増強させる。
●長時間労働を避け、8時間労働を徹底する。余暇を与えることにより購買力を増強させる
という手法をとったところ、一挙にイギリスを追いぬいて 世界一の経済大国になりました。
一方、イギリスは植民地でもデモが頻発、自国でも経済が酷い状態になって
長期間「イギリス病」という病気にかかります。
新自由主義のサッチャーが出てきて、かつてのイギリスのようにしようとしましたが、
かつてのイギリスと結果は同じでした。