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ソーシャルゲームを運営する主要6社が「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」と呼ばれる商法を、
今月末で廃止する。こう聞いて、いったい何の話か、と思った人も多いことだろう。
ソーシャルゲームは、会員制交流サイトで提供されるゲームのこと。携帯電話で遊ぶことができ、ほかの
利用者と会話をしたり、協力してゲームを進めたりできるため、人気を集めている。インターネット環境が
整うにつれ、業界は急成長を遂げている。最大手のサイトには、4千万人が会員登録しているという。
「ガチャ」は、ゲームに使う武器などのアイテムを、くじ引き方式で購入する仕組み。決められた種類のアイテムを
そろえると、報酬として希少アイテムを入手できる。これがコンプガチャだ。くじ引きなので、同じアイテムが
繰り返し出ることがあり、全部そろえるには相当な金額を投じなければならない。利用者の購買意欲をそそり、
小学生が3日で10万円、中学生が月30万円以上を使った例もある。消費者庁や国民生活センターに多数の
相談が寄せられており、見過ごせない問題になっている。
消費者庁は、コンプガチャによる希少アイテムの提供が、複数のアイテムの組み合わせを条件としていることから
「景品表示法に抵触する可能性がある」との見解を示していた。主要6社が、廃止という“自主規制”に乗り
出したのは、このためだ。
ソーシャルゲームをめぐっては、生活に支障が出るほど浸ってしまう「ヘビーユーザー」、出会い系サイト代わりの利用、
ゲームのアイテムを競売サイトで現金化する行為といった、さまざまな問題が指摘されている。利用者からは「質問や
意見にまともに応じてくれない」との不満がもれる。
6社は4月、18歳未満の会員の利用限度額を月1万円以下にすることを決めた。表面化した問題にだけ
対処するのではなく、課題を整理し、運営面全体について対策を講じる必要がある。危機感を持って取り組むべきだ。
>>2以降に続く
ソース:URLリンク(www.shinmai.co.jp)