12/05/12 02:45:31.80 0
(>>1の続き)
例えば同盟関係を維持するには不断の努力が不可欠なんです。夫婦関係と同じかな。
日本式というより欧米式だけど…。つまり常にお互いを信頼し「好きだ」という意思を
言葉と行動で示さなければ夫婦関係は維持できないでしょ。日米同盟も信頼関係が崩れ
れば紙くず同然となる。信頼のおけない友のために命をかける兵士はいませんからね。
ところが、鳩山由紀夫元首相と菅直人前首相は努力しないどころか、ベクトルが逆を
向いていた。それがいかに大きな災禍を招くかを知らしめるという逆説的な意味では、
大きな役割を果たしたと思いますがね。
× × ×
そんなわけで「民主党政権にはもう任せておけない」と多くの方が思ってるけど、
残念ながら自民党の信頼回復につながらず、むしろ「既存政党はみんなダメだ」という
流れになっている。まあ、政権交代を後押ししたメディアはそれを「間違いだった」と
認めると自己否定になっちゃうから「どのみち自民党はダメだったでしょ」という論陣
を張るんでしょうけどね。
もちろんわれわれに反省すべき点もある。政権維持に汲々とするあまり、理念の実現
をおろそかにしていなかったか。一時期を除くと調整型政治を重んじ、大胆な政策を
打ち出せなかった面もあるんじゃないか。
そのへん大阪維新の会は非常にクリアでわかりやすい。現場との対立をいとわず、次
々に改革を打ち出すから大きな支持を集めている。教育改革などは実に筋が通っている
と思いますよ。
石原さんの新党構想もありますね。あれだけの見識を持った方だ。民主党の体たらく
をみて憂国の情にかられるのは当然でしょう。いずれにしても次の衆院選では自民党に
とっても脅威になることは確かでしょうね。
ただ、自民党も下野してずいぶん歯がゆい思いをしてきたが、ムダではなかったと思
ってるんですよ。
(続く)
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