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高知大医学部と馬路村農協は10日、ユズの種から抽出した油に、
アトピー性皮膚炎のかゆみを抑える効果があるとの実験結果を発表した。
研究内容は「第24回日本アレルギー学会春季臨床大会」(12、13日・大阪市)でも報告される。
同村特産のユズの可能性を探ろうと、5年前から共同研究。
ダニの抗原を塗ってアトピー性皮膚炎を発症したマウスを使い、かゆみの原因となるヒスタミンの量を調べた。
実験では、欧州などで同皮膚炎に効くとされるオリーブ油に比べ、
ユズ種子油はヒスタミン量が4分の1以下になったという。
来月にも人間で効果を確かめる実験を始めるといい、記者会見した同大医学部の溝渕俊二教授(臨床看護学)は
「まだ、ユズ種子のどの成分で効果が出たか分かっていない。体への負担が小さい治療薬の開発につながる可能性があるので、
突き止めたい」と話した。
同農協の東谷望史組合長によると、同村では年間700~800トンのユズを生産。うち7、8トンが種といい、
これまでに美容オイルなどに商品化している。
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