12/05/11 21:37:07.16 QYQhuAz7O
★国政に色気を出して、外交音痴を露呈した橋下
「北朝鮮と付き合いは一切しない」発言は、「日本は6者協議にすら参加しない(=拉致被害者は帰って来ない)」に等しく、北朝鮮からすれば万々歳。
【政治】 橋下市長が拉致問題で政府に注文 「不法国家である北朝鮮と付き合いは一切しないという意思示せ」 スレリンク(newsplus板)
■冷静に考えたい、「北」の権力構造と賞味期限
これまで北朝鮮のイメージといえば、『あのような独裁体制は無くなって欲しいという願望から』、破綻の淵に瀕した国家、将来的には崩壊、あるいは内紛が起き深刻な危機に陥るというシナリオだった。
そろそろ、そんな願望的な見方から脱却し、冷静に権力構造と賞味期限を考えた方がいい。
北朝鮮はそう簡単に崩壊しない。
最近の統計によると、北朝鮮は1990年代半ばの深刻な危機から脱却し、わずかながらプラス成長に転じた。
北朝鮮は、中国が見捨てない限り、当分は延命し続ける。
『そう考えると、「北朝鮮の存続は、少なくとも10年は続く」ことを前提に、あの国と戦略的に相対せねばならない』。
しかし、残念ながら日米韓を含めて長期的な戦略がなされているとは言い難い状況にある。
■北朝鮮の本格的な危機が始まるのは、国交打開に入り、軍の独裁体制が揺らいでから
『6者協議しか打開の道はない。そして、2005年の同協議合意に基づいて問題解決を図るべき。
同協議を通じて、休戦協定が平和協定、平和条約になり、さらに米朝、日朝の国交打開が図られれば、
『そこから北朝鮮の本格的な危機が始まる』。
従って、今後、北朝鮮の本格的な体制崩壊やレジームチェンジは、『その時になって初めてリアリティーを持って浮上してくる』。
拉致の解決も、このような長期的視野から取り組みべき問題。