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フィールズは９日、２０１２年３月期決算短信（連結）を公表した。
上半期にパチンコ１機種、パチスロ２機種を、下半期にパチンコ１機種、
パチスロ４機種を販売。第４四半期に販売したパチスロ「モンスターハンター」が、
受注は順調に推移したが、昨年タイで発生した洪水の影響で一部部材の調達が困難となり
販売台数の一部が次期にずれ込んだことと、同じく第４四半期にビスティブランドで
販売を予定していたパチンコ１タイトルを内規変更に対応するため次期での投入に
変更したことなどにより、対前期で売上、利益ともに減少した。
同時に発表された２０１３年３月期の連結業績予想では、対前期比で６０％以上増の
営業利益と経常利益が見込まれており、Ｖ字回復による過去最高益を目指すとしている。
次期にはまた、京楽産業．との新ブランド「オッケー．」の商品を投入することを予定する。
同期の決算短信では、これまでのパチンコ・パチスロ分野の流通企業から中長期的には
ＩＰ（Ｉｎｔｅｌｌｅｃｔｕａｌ Ｐｒｏｐｅｒｔｙ、知的財産）の多元展開を基軸とした
企業へとビジネスモデルを転換する戦略を説明している。
同期の連結経営成績は、売上高９２１億９５００万円（対前期増減率マイナス１１．０％）、
営業利益８５億２７００万円（同マイナス３５．１％）、経常利益８６億６１００万円（同マイナス３６．７％）、
当期純利益５９億９１００万円（同マイナス２０．３％）。
同期におけるパチンコの総計上台数は２３万３２２３台（前年同期比マイナス２万９３９１台）。
パチスロは１７万９１６７台（同マイナス３万８４９２台）。