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国内最大級のネット総合掲示板「2ちゃんねる」が、平成23年中に削除要請を受けながら
放置していた違法情報は5068件に上り、前年と比べ約2.8倍に急増したことが10日、警察庁の
まとめで分かった。違法薬物や銀行口座の売買などに関する書き込みが目立ち、警察庁では
犯罪の温床となっているとみて警戒を強めている。
サイト管理者に対する削除要請は、「インターネット・ホットラインセンター」(IHC)が実施しているが、
一部についてはIHCから連絡を受けた警察庁でも行っている。
削除要請に従わず、IHCが通報を受理してから2カ月以上放置されていた2ちゃんねるの
違法情報は、21年=1227件▽22年=1811件▽23年=5068件-と年々増加。
違法情報の放置件数が多いサイト上位10社のうち、2ちゃんねるを除いた2位以下は33件から
11件の間となっており、2ちゃんねるの放置件数の多さが際立っている。
サイト管理者への削除要請はメールで実施しているが、2ちゃんねるについては「全く反応がない」
(警察庁)状態という。
2ちゃんねるの放置件数の内訳では、「規制薬物の広告」が4474件で最多となっており、
これに預貯金通帳などの譲渡の405件、携帯電話などの譲渡の110件が続いている。
一方、IHCから提供された違法情報を基に、全国の警察が23年中に摘発した事件は前年と
比べて1194件増の1599件と大幅に増加した。
このうち、サイト管理者の摘発は児童ポルノやわいせつ図画の公然陳列などによる幇助犯4件、
共同正犯3件、単独正犯1件の計8件。2ちゃんねるへの書き込みによる摘発は薬物広告が73件、
口座売買が45件の計118件だった。
警察庁では違法情報を放置しているサイト管理者について「幇助犯や共同正犯での取り締まりを
強化していきたい」としている。
(抜粋)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
※前(★1:05/10(木) 14:45:02):スレリンク(newsplus板)