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★お定まりの日本人像にうんざり
上映前のトークイベントで、日韓双方の出演者やスタッフが、やたら「日韓友好の懸
け橋に」と連発するので、逆にイヤな予感がしていたのだが、案の定だ。日本統治時代
の朝鮮に渡り、植林事業などに貢献した浅川巧(たくみ)(1891~1931年)の
生涯と朝鮮人青年との友情を描いた映画『道~白磁の人~』(高橋伴明監督、6月9日
公開)のことである。
浅川のように朝鮮の発展のために尽くし、真摯(しんし)な態度で朝鮮の人たちと接
した日本人を取り上げたのは大いに評価していい。だが、「浅川=善」と対比させるた
めに、「お定まりの日本人像=悪」が登場するのはいただけない。日本軍人が電車で座
っていた朝鮮人のお年寄りを「じじい」呼ばわりした上、席から追い払ったり、独立運
動のデモをしている朝鮮人の若者たちに向けて、日本軍がいきなり発砲して撃ち殺した
り…。オイオイ、そんな極悪人ばかりじゃないだろう?
日本の朝鮮統治で「差別や暴力がなかった」というつもりはない。統治時代当初の
『武断政治』の時代と、1919年3月1日に起きた大規模な抗日運動「3・1独立運
動」以降の『文化政治』の時代とでは、日本の統治方針が大きく変わった(本作は、武
断政治の時代)ことも知っている。
(続く)
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)