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山形大は10日、女子学生にセクハラ行為を行ったとして、地域教育文化学部の60歳代の男性教授を、
同日から停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。
同大では「被害者のプライバシーに配慮した」とし、男性教授の名前や年齢を公表していない。
同大労務課によると、男性教授は昨年7~12月、自分の研究室で女子学生と二人きりとなり、
少なくとも2回以上、自分の手を学生の手のひらに合わせたり、隣に寄り添ったりするなどの
身体的接触を繰り返した。さらに、「(準強姦容疑で逮捕、起訴された)柔道の内柴(正人被告)は
かわいそうだ。どう思うか」などと言葉をかけたという。
女子学生が今年1月、同学部内のセクハラなどに関する相談員に相談して発覚。同大はセクハラに
関する指針で、教授らに対し「学生と1対1で指導する時は向かい合って座る」などと規定しており、
同大では男性教授の行為はこれに反し、セクハラに当たると判断した。停職期間を6か月とした理由は
「他大学の処分などと照らし合わせて決めた」としている。
同大の調査に対し、男性教授は行為を認めた上で、「研究指導上、行ったことで、セクハラにあたるとは
考えていなかった」などと話しているという。
同大でセクハラ行為を理由に教職員が懲戒処分されるのは、2007年に農学部の男性教員が停職3か月の
処分を受けて以来。同大の結城章夫学長はこの日、「学生を指導する立場でこのような行為を行うのは言語道断。
厳しく処分した」とのコメントを出した。
(2012年5月11日10時44分 読売新聞)
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