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NHKが重大ニュースと同じチャイムを鳴らして速報した竜巻注意情報。北関東を襲った竜巻の傷跡が癒えない被災
地では「速報は有益」との声がある一方、「的中率1%の竜巻注意情報を大げさに速報した対応は過剰」と疑問視す
る識者もおり、賛否が分かれた。
午後0時41分から、注意情報が出されるたびに重大ニュースを速報する際に流れるチャイム音が何度も鳴り響い
た。
気象庁が大津波警報などの「警報」を発令すると、NHKは直ちに警報を放送することが気象業務法で定められて
いるが、竜巻注意情報は同法上、「予報」に当たるため速報は義務づけられていない。
NHKの広報担当者は「どうしたら住民の危険が少なくなり、減災につながるのか考えた」と話す。
6日の竜巻被害では、防災無線が整備されていない地域などで、注意情報が住民側に伝達されていなかったことが
問題になった。大きな被害が出た茨城県つくば市の災害対策本部は「住民の目に触れる機会が多いNHKで速報して
もらうのは大変有益だ」とする。
東大大学院の田中淳教授(災害情報論)は「NHKで注意情報を流すのは防災面で望ましい。竜巻の予兆に住民が注
意を払う機会にもなる」と評価する。
ただ、竜巻注意情報には精度という課題がある。平成23年の的中率はわずか1%。災害情報などに詳しい日大の
福田充教授(危機管理論)は「竜巻の予測は突発的なゲリラ豪雨よりも局所的で難しい。NHKの今回の対応は過剰
だった」と指摘する。
2以降に続く
ソース
産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)