12/05/10 21:42:04.69 0
(>>1のつづき)
→のようなものを報道することは、それが理想だとしても、取材に費やせる時間の制約、記事や番組の
スペースや時間の制約など様々な理由から困難です。
勢い、付け焼刃の勉強をしただけで先入観を持って取材をし、自分の意図したコメントを引き出して、
あらかじめ設定したストーリーどおりに内容を編集するといった安易な報道になるおそれが否定
できません。ただ、人それぞれ主観があるように、取材記者やそれを指揮するデスクにも主観があります。
話をまとめますと、報道が偏っているのはメディアの性であって、受け手にそれを読み解く力、
メディア・リテラシーが求められるということです。そのためには、新聞やテレビを読み比べ、
見比べするのが良いのですが、忙しい現代人の多くにそんな時間はありません。
そこで、これを補うのがネットやSNSです。取材される側も、偏向報道に対してはネットやSNSで
真実を主張し対抗できる訳です。
橋下市長は先程述べたようなメディアの性質を知りつくしているはずです。そうであれば、仮に記者の
質問に不十分なところがあったとしても、それを補足して回答するのが、有権者に対して説明責任を
追っている政治家の務めであるということです。
にもかかわらず、記者に逆ギレするのはかえってリーダーとしての資質を疑わせることになる。
しかも、記者の質問は、府立高校校長を対象に行った中原校長の行動に関するアンケート結果に
対する橋下市長の感想なのだから、職務命令が誰から誰に対して出されたかということは質問の
趣旨と関係が乏しい。
橋下市長ご本人が記者会見で仰っているように「それは各校長の判断です」と言っておけば
済む話ではなかったのか。あえてさらにコメントするなら、橋下市長の立場なら「府教委の
マネジメントが十分浸透していない証拠です。今後さらに府教委がマネジメントに力を
尽くしてくれることを期待します」程度。
それを、あそこまで記者を詰問するのは、よっぽど痛いところをつかれたのか、そうでなければ
中野剛志さんの時のように、スケープゴートを作りたかったのか。いずれにしても、リーダーの
振る舞いとしては不適切だったと思う次第です。(以上、ツィートより抜粋)