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★奥多摩の和菓子店 ワサビ羊羹復活…限定販売
東京都奥多摩町で唯一の和菓子店「弘美堂」（奥多摩町小丹波）の３代目店主原島克弘さん（４２）が、
町特産のワサビを使った昭和初期の羊羹(ようかん)＝写真＝を、新商品として復活させた。
同店では１２日に開催される「第３回奥多摩町１００縁（円）商店街」（奥多摩商業協同組合主催）で限定販売する。
原島さんは、１９３１年に旧氷川村職員がガリ版刷りで発行した調理冊子「わさび加工講習会講演集」が、
町民から町に提供されたことを知り、冊子の記述を基本に、現代風にアレンジして商品化を図った。
ワサビを調理用ミキサーで切り刻んだところ、独特の辛味が消えてしまうなど、
商品化の過程で、試行錯誤があったが、あんの量を増やす一方、砂糖の分量を減らすなどして、
甘味と辛味のバランスがとれた羊羹に仕上がったという。
３本入りパック詰めで２００円。問い合わせは「弘美堂」（０４２８・８５・２＊＊＊）へ。
※注意 電話番号は記事等でご確認ください
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