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★廃棄野菜で絶品キムチ 淡路の上田さん 母と二人三脚
写真 ネット販売などで好評のハクサイやダイコンなどのキムチを前に、「島の野菜の良さを全国に届けたい」と話す上田さん（淡路市で）
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淡路島産の野菜を使った手作りキムチ「まみオンマ（母）のあわじやさん」が、
月に５０～６０キロを売り上げるヒット商品になっている。
ＮＰＯ法人・淡路市国際交流協会の職員上田真美さん（２６）が、
ソウル市出身の母、英礼(よんれい)さん（６４）＝同市浅野南＝を手伝ってネット販売。
形が悪いだけで廃棄される野菜を〈有効活用〉して安価に押さえており、
２人は「島の食材の良さを全国に伝えたい」と話す。（佐藤直子）
英礼さんは以前から、新鮮でも廃棄される野菜があることに疑問を持ち、キムチに加工して商品化することを考えていた。
東京のインターネット通販会社に勤務していた上田さんが、東日本大震災後に「家族のそばで暮らしたい」と昨年１１月にＵターン。
それを機に、ホームページを作成して１２月中旬から、インターネットなどで販売を始めた。
英礼さんが、地元や南あわじ市の農家、県立淡路高の農園などからハクサイ、ダイコン、キュウリなどの「規格外品」を安く購入。
知り合いの漁師から仕入れた魚の骨やアラで取っただしを使い、韓国から唐辛子を取り寄せるなど、〈本場〉にこだわった。
「最初は辛さに驚くが、かめばかむほど味が出る」などと評判に。２人は「母子で販売でき、楽しくて仕方がない。
『家庭の味』で淡路島をＰＲできれば」と話している。
ハクサイ（４５０グラム、６００円）、ダイコン（同、５５０円）、切り干しダイコン（２５０グラム、７００円）など１０種類。
ホームページ（URLﾘﾝｸ(awajiyasan.shop-pro.jp)）や、淡路市久留麻のホームセンター
「コーナンホームストック淡路東浦店こーなん産直館」で販売。問い合わせは上田さん（０７９９・８２・０７＊＊）。
※注意 電話番号は記事等でご確認ください
（2012年5月10日 読売新聞） URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)