12/05/10 17:50:48.09 ttjIniWb0
>>527
いままで高レベル核廃棄物として廃棄したものも燃やせる。不完全燃焼を減らす。
ペットボトルを燃やして、毒ガス出さないのと似たようなことだろう。
加速器駆動未臨界炉 - Wikipedia
利点
「数万年保存が必要な、超長半減期廃棄物」の短半減期化(核変換技術)
中性子吸収が大きすぎて燃料としては放棄されてきた、ウラン・プルトニウム近縁の核分裂物質を、
廃棄せず人工的に中性子を吹き込んで核分裂させて熱を回収し、半減期30年程度の核分裂生成物に変換できる
高速増殖炉では燃料の5%しか超長半減期核種を混入できないが、加速器駆動未臨界炉は燃料の60%以上、廃棄物核種にできるので、
加速器駆動未臨界炉1基で原発10基の発生する超長半減期核種の処分が可能
プルサーマルでは燃焼できなくなった高次化プルトニウムも燃焼可能であり、高速増殖炉なしでも核燃料サイクルを完成させる事ができる。
つまり、燃えないU238(劣化ウラン)をプルトニウムに変化させて燃やしてウランを有効利用する事ができる。