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在日米軍再編が加速するなかで、被爆地長崎でも米海軍基地を抱える佐世保市を中心にした
米軍の拠点化が進められている。日米政府は先月30日、首脳会談後に発表した日米共同声明で、
中国に対抗して米軍と自衛隊の一体化を強調し、共同軍事訓練、警戒監視・偵察活動、施設の
共同使用で「動的防衛協力の構築」を強化することを確認。これらの具体化はすでに先行して
進められており、国民には増税や生活苦が強いられる一方で米軍関連予算には膨大な税金が
注がれ、米軍基地やその周辺の道路や港湾では大規模な工事がノンストップで進んでいる。
米軍岩国基地では、下関、山口県全県から広島を巻き込んだ一大軍事拠点化が進められているが、
さらに中国や朝鮮半島に近い長崎でも同様で、中国地方、九州を結んだ軍事体制作りに拍車が
かかっている。
米国の対中国戦略とも連動
先月23日、米海軍佐世保基地では新鋭の強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」(4万500㌧)が
正式配備された。普天間基地に配備される垂直離着陸輸送機オスプレイに対応するため、甲板の
拡張や通信、燃料関係のシステムを近代化させる改修を施し、これまで配備されていた同型艦
「エセックス」と交代。オスプレイなら最大で12機搭載可能で、垂直離着陸機ハリアー、軍用
ホバークラフトなどを載せ、海兵隊員を一度に1900人輸送できる。米軍は「前方展開能力を高める
長期計画の一環」とし、兵員や戦斗機などの装備を戦地に運んで展開するうえで主要な役割を
果たすとしている。オスプレイは、従来型の輸送ヘリ(CH46シーナイト)に比べると速度は約2倍、
輸送人員は1・4倍の能力を持ち、イラク戦争から実戦配備。これまでに4度の墜落事故を起こして
30人が死亡している。普天間基地とともに岩国基地への配備ももくろまれており、佐世保の
強襲揚陸艦とセットで動くため山口県から九州全域も飛行圏内となる。
>>2以降に続く
ソース 長周新聞 2012年5月7日
URLリンク(www.h5.dion.ne.jp)