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松山市の市立中学校教諭による強制わいせつ容疑事件で、市教育委員会の山内泰教育長は8日、
市役所第4別館で会見し「児童生徒や保護者、地域、市民の方々に対し、誠に申し訳なく思っている」と陳謝。
一方で、岡本直樹容疑者や被害女子生徒らの聞き取り調査の結果「報告を見た限りでは、わいせつ行為と判断できなかった」と述べ、今後の捜査を見守りたいとした。
市教委によると、学校から岡本容疑者の不適切な行為に関し取材を受けたとの報告があり、3月7日から31日まで調査。
同容疑者をはじめ、女子生徒や母親、他の教員らから話を聞いたという。同容疑者は「断じてわいせつな気持ちはなかった」と否定したという。
山内教育長は「過度のスキンシップや密室での指導はしないのが基本。校長会でも注意していた」と誤解を招く行動だったと指摘。
しかし、'調査で女子生徒から「触られて嫌だった」と聞いていたが、以前から多くの生徒とスキンシップを取っていたことを理由に
「市教委として、わいせつと認識していない」と強調した。
一方、母親との関係は「社会通念上、不適切。市教委に処分権があれば処分している」と厳しく批判した。
会見には同校の教頭も同席。1月下旬に女子生徒から学校に相談があった際、市教委に報告しなかったことについて
「事実関係を把握したかった。今考えれば不適当な対応だったかもしれない」と釈明した。
岡本容疑者の退職願を保留している県教委義務教育課の越智真次課長は「わいせつ行為を本人が否認している以上、
現状では処分はできない。推移を見守りたい」とコメントした。
野志克仁市長は8日の定例会見で「教員は子どもたちの成長に関わる大事な仕事。大変残念だ。
学校関係者には、子どもたちが集中して授業を受けられる体制を取ってほしい」と話した。