12/05/08 12:43:28.98 0
大阪市が全職員を対象に入れ墨の有無を尋ねている調査について、市教委は8日、
教育委員会会議を開き、教職員に対しては調査しない方針を決めた。
入れ墨の部位を図示するよう義務づけるなどの手法に、教育委員から「危うい」「行き過ぎだ」など否定的な意見が続出した。
校長を対象にした聞き取り調査や服務規律の徹底などの代替案を検討する。
入れ墨調査を巡っては、専門家や竹山修身・堺市長からも批判の声が上がっている。
市は今月1日から、約3万8000人の職員を対象に、入れ墨の大きさや部位を所定の用紙に記入するよう義務付ける調査を開始。
10日までの回答を求めている。市から同様の調査をするよう依頼を受けた市教委が、
教職員と事務局職員約1万7000人に対して調査するか検討していた。
この日の会議では、矢野裕俊・教育委員長が「身体の部位の微に入り細に入り(入れ墨の)図まで書くという調査は、
(調査目的と)ギャップが大きい。場合によっては人権を傷つけることがあり無謀だ」と批判、
勝井映子委員も「長袖で見えないようにするケースもあり、全部自白させるような調査は必要ない。
個別の部位まで特定させるのは行き過ぎだ」と難色を示した。
大阪市の入れ墨調査を巡っては、堺市の竹山市長が「職務と直接関係ない調査は私はやらない」と批判。
専門家からも「入れ墨は趣味の問題で、
自治体が制度として規制するのはやりすぎではないか」などと疑問を呈する声がある。【林由紀子】
毎日新聞 5月8日(火)12時9分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)