12/05/08 05:32:56.62 0
「大往生したければ医療と深く関わるな」「がんで死ぬのがもっともよい」。
そんな主張をする医師が京都にいる。京都の社会福祉法人老人ホーム「同和園」の常勤医を務める中村仁一氏だ。
これまで数百例の自然死のお年寄りを見送ってきた中村氏から、
老人医療の問題点、これからの日本人か持つべき死生観について聞いた。
医者のくせに「大往生したかったら医療に深く関わるな」というと、みなさん、いぶかられると思います。
でもいま、年寄りは病院で苦痛の果てに死んでいます。
そのままにしていたら、医療が濃厚に介入しなかったら。きっと穏やかな死を迎えていたはずなのです。
病気やケガを治すのは、基本的には、その人が持つ「自然治癒力」なんです。
医者はそれを助ける「お助けマン」、薬は「お助け物質」にすぎません。
医療は年老いたものを若返らすこともできなければ、死を防ぐこともできません。「老いと死」には無力なのです。
たとえばがんですが、これは老化なんです。研究者によってまちまちなんですが、
どんな人でも毎日5000個ぐらい細胞ががん化しているといわれているんです。
でもそれを私たちの身体に自然に備わっている免疫の力で退治しているので事なきを得ているのです。
ところが年とともにこの力が衰えますから、年寄りががんになっても当たり前、驚くにはあたらないんです。
がんの予防には「がんにはならないようにする」一次予防と「なったものを早く見つける」二次予防があります。
二次予防には「早すぎる死」を防ぐという目的があります。
URLリンク(www.news-postseven.com)
>>2以降へ続く
前スレ(★1:2012/05/07(月) 16:16:36.52)
スレリンク(newsplus板)